
【汗/暑さ/冷房対策】快適に着こなす30代向け夏の結婚式ドレス特集
上品さや落ち着き、洗練された印象を求める30代女性ですが、夏の結婚式では快適性や季節感も重視したいところです。
汗染みが目立ってしまって恥ずかしい思いをした…
夏の季節感に合わず浮いてしまった…
そんな事がないように、この記事では30代らしい品と季節感を両立させるドレスと、夏ならではの選び方のポイントをご紹介します。
更新日:2025年7月18日
執筆者:L.S
年間1200人以上の方のドレスのコーディネートをするプロのドレスコーディネーター。様々な年代のお悩みやニーズなど「生の声」に常に触れています。
少しずつ変化する時代に合わせた結婚式事情にも詳しい筆者が、読者の皆様の疑問や悩みを解決できるよう記事を執筆しています。
目次
夏の結婚式NG服装マナー
大人の成熟した女性として、夏のお呼ばれのありがちNG服装マナーをおさらいしておきましょう。
「暑くても過度な露出はNG」
夏だからといって過度な露出はNG。暑くても肩は出さないように。袖やデコルテの透け感は◎。30代では長めの丈はマストですが、軽やかさは欲しいところ。足元に透け感があるドレスなら露出を抑えつつ軽さも出せます。
「素脚、サンダルはNG」
真夏でもストッキングにパンプスがマナーです。オープントウやバックストラップは避けましょう。リゾートウェディングではその限りではないので、招待状のドレスコードを要チェック。
冷感ストッキングもおすすめです。
「下着が透けないように!」
夏はシフォンやレース、チュールなど、透け感がある素材や薄手の素材のドレスが人気ですが、30代女性が下着の色や線が見えてしまうのは大人として恥ずかしいので要注意!デコルテが透けるドレスにおすすめなのは、ストラップレスのベアトップインナー。透けにくいモカベージュや、ドレスのカラーに合わせたインナー、表に響かないシンプルなデザインの下着を選びましょう。
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夏は会場で着替える
家でドレスを着てから美容院でヘアセットをして、そこから更に移動して結婚式会場へ向かう…。暑い夏に移動が多いと、会場に着く頃には汗でドレス姿が残念な事に…。心配な場合は、会場で着替えるのもありです。ドレスをキレイに着こなしたい30代女性はぜひ検討してみて下さい。
会場で着替える時のポイント4つ!
◆まずは新郎新婦にゲスト用の更衣室があるか事前に確認しましょう。夏の結婚式では準備されている事が多く、アメニティなどの気遣いがある場合も。
◆ヘアセットをした後にドレスに着替えるなら、ドレスは背中ファスナーか首元が大きく開くデザインの方が髪型がくずれません。
着ていく服も、背中ファスナーや前開きの上品な服装が30代にはおすすめ。
◆会場には時間に余裕を持っていき、しっかり汗が引いてからドレスに着替えるようにすると◎。お化粧直しもできます。
◆着て着た服や靴は、ドレス一式を入れてきたバッグなどに入れてクロークに預ければOKです。
【涼しく着られる】快適ドレス
涼しく快適に着られるドレス選びのポイントをチェック。生地とデザインを上手に選べば暑苦しくなく、30代が気になる体型カバーにもなります。
〈通気性の良い生地〉
生地の目が荒い「チュール」「レース」「オーガンジー」「シフォン」は通気性が良く、夏向きのドレス生地です。30代にも人気のトレンド「レイヤードドレス」は、通気性の良い生地のブラウスがセットになっているので夏にもおすすめ。
〈袖ありドレス〉
一枚でサラッと着られる袖ありドレスも夏に人気。フレンチスリーブ〜五分袖なら涼しくマナーも守れます。袖ぐりが大きめのデザインやフワッとしたフレアスリーブは、通気性が良く30代が隠したい二の腕もさり気なくカバーしてくれます。
袖ありドレスの詳細記事はこちら。
【結婚式袖ありドレス人気60選】マナー/疑問/悩みを徹底解決!
〈ゆとりのあるデザイン〉
体に張り付かないAラインのデザインや、ストンとしたサックドレスも風通しが良く◎。身体のラインを拾いにくいので、30代が気になる体型カバーにもなります。
〈ノースリーブドレスの着こなし〉
暑い夏に涼しく着たいノースリーブドレス。結婚式では羽織を合わせて肩の露出は避けましょう。30代が合わせる羽織はショールがおすすめ。通気性が良く、30代らしいエレガントさが出せます。
◆夏に向かない生地
ベロアは高級感があり30代にぴったりですが、保温性がある素材なので夏には不向きです。ジャガードは生地の厚みによります。厚手なら夏には不向きですが、薄手なら夏でも◎。
◆暑さ対策グッズ
「冷却スプレー」
家を出る時に首元や脇・背中に冷却スプレーをすると、1時間程度は涼しく感じるので、式場までの移動の暑さが和らぐのでおすすめです。首の後ろを冷やすと顔の汗が出にくくなるので化粧崩れの対策にも是非試してみて下さい。
「冷感ストッキング」
放熱性が高く暑くなりにくい素材を使用しているストッキング。メントール配合ならひんやりと感じ、ムレにくいのもポイント。
「日傘」
あるのとないのでは大違い。特に駅から会場まで歩く場合は必須です。
【汗対策】おすすめドレス
ドレスに汗染みは30代なら避けたい事態。汗染みが目立たない色や生地の選び方も要チェックです。
〈濃い色のドレス〉
ブラックやネイビーなどの濃い色は汗染みが目立ちにくいので、夏の結婚式でも安心して着られます。シックな色味は、30代らしい上品な落ち着きが出せるカラーです。
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〈速乾性の生地〉
夏らしい涼しげなカラードレスが着たい場合は、ポリエステル素材のシアー生地やレース、チュールのドレスを選びましょう。速乾性があり汗染みが目立ちません。30代らしい洗練された印象のグレイッシュカラーも、素材次第で安心して着こなせます。
◆汗染みが目立つ色・生地
言わずと知れたグレーやベージュは汗染みが目立ちます。またパステルカラーも濡れた箇所の色が濃くなり目立ちます。
生地ではサテンは汗が目立ちやすいだけでなく、乾いてもシミになりやすいので要注意。
◆汗対策グッズ
「速乾インナー」
汗をかいてもすぐに乾いてベタつかない速乾インナーはドレスでも大活躍。背中など胴体の汗をカバーしてくれます。ドレスに響かないデザインを選びましょう。
「汗染み防止スプレー」
ドレスの内側からスプレーすると撥水効果があり汗染みができにくくなるアイテム。
【冷房対策】おすすめドレス
屋外が猛暑なだけに、室内の冷房はとても効いていて急に身体が冷える事も。30代は冷房が苦手になる方も増える年代。冷房対策のポイントもおさえておきましょう。
〈七分袖〜長袖ドレス〉
冷房が苦手な方には袖ありドレスがおすすめ。七分袖なら暑苦しくなく着こなせます。
会場で着替えるならしっかりした長袖のドレスも◎。夏に長袖を着ることはマナー違反ではなく、カラーや透け感で夏らしさを演出する事もできます。また、汗の心配もないので好みで選べます。
〈ショールを用意〉
ショールを一枚準備しておくのもおすすめ。寒い時は肩から掛けて、不要な時は小さく畳んで仕舞えてシワにもなりにくいです。袖ありドレスにショールを掛けてもOKですし、行き帰りは涼しいノースリーブドレスを着て、結婚式ではショールを羽織るのも◎。
ドレスが寒色系ならシルバーやグレーのショール、ドレスが暖色系ならゴールドやベージュのショールが合います。小物のカラーに合わせるのも◎。
【30代向き】夏カラードレス
夏らしい季節感が出る30代におすすめのカラードレスをご紹介。30代らしい洗練された上品さがあり、涼しげに見えるカラードレスをPICKUP。
<洗練された涼しげブルーグレー>
<爽やかなアイシーグリーン>
<個性が光るイエロー>
ナイトガーデンウェディング
猛暑の夏には日が暮れた後のナイトウェディングも人気。昼間よりもずっと過ごしやすいです。開放的にガーデンで行われる事も多く、夜ならではのキャンドルの演出や花火があったりと演出も様々。夜の結婚式では露出もOKなのでノースリーブドレスを着ても大丈夫ですが、30代なら開放感と上品さをしっかり両立させましょう。ムーディーな雰囲気に合うような、ブラックやブラウンのシックなドレスが30代にはおすすめです。
ガーデンウェディングの場合は、ピンヒールよりも少し太めのヒールがおすすめです。
リゾートウェディング
リゾートウェディングのドレスコードは通常の結婚式よりも緩やかな傾向。夏のリゾートらしいノースリーブドレスや、大柄のフラワープリントワンピース、素脚にミュールなどもOKとされる場合も。細かいドレスコードは招待状をよく確認しましょう。
30代なら品格や上品さをおさえた上で、リゾート感を演出すると◎。
涼しげな小物コーデ
夏のお呼ばれ小物コーデに迷ったら、30代にはクールな印象のシルバーコーデがおすすめ。清涼感があり、どんなカラードレスにも上品な華やかさを加えてくれます。
バッグとパンプスをシルバーにしたり、シルバーショールを合わせてみましょう。
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ヘアセットとメイク
会場まで外の移動距離が長い場合は、髪型はアップヘアがおすすめ。ハーフアップは首元に汗でまとわりついたり、せっかく巻いた髪も汗で緩んでしまいます。
30代には低めでまとめたアップヘアが、上品できちんとした雰囲気に。タイトにまとめるヘアスタイルもトレンド感があり洗練された印象になります。
メイクも崩れやすいので、セッティングミストやウォータープルーフを検討しましょう。早めに到着して、汗が引いたらパウダールームでメイク直しをする事も可。メイクポーチを持参しましょう。
他にもDress Parkにはたくさんの30代におすすめのドレスがあります。ぜひHPもご覧ください。
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