
【30代ぽっちゃりさんの着痩せドレス】結婚式での体型カバーとマナーの両立
30代のぽっちゃりさんが気になる体型カバーをおさえつつ、落ち着きと華やかさを両立させるドレス選びを徹底解説。
着痩せポイントや体型カバーで、30代のぽっちゃりさんが自信を持って着られるドレスをたっぷりご紹介します。
更新日:2025年7月20日
執筆者:L.S
年間1200人以上の方のドレスのコーディネートをするプロのドレスコーディネーター。様々な年代のお悩みやニーズなど「生の声」に常に触れています。
少しずつ変化する時代に合わせた結婚式事情にも詳しい筆者が、読者の皆様の疑問や悩みを解決できるよう記事を執筆しています。
目次
結婚式お呼ばれドレス基本マナー
20代では若いからと許容されていた事も、30代では非常識と思われてしまう場合も。30代なら知っておきたい「お呼ばれドレスのマナー」を今一度確認しておきましょう。
◆単色無地
配色は単色が基本。シンプルな二色のバイカラーまではOK。柄のない無地の生地がフォーマルで、プリント柄はNGです。レースや刺繍、ジャガードなどの地模様はOK。
◆露出は控えめ
肩、胸元、背中、腿の露出はNGです。袖ありのロング丈ドレスなら30代向きでマナーも守れます。透け感はOKです。
◆ワンピースタイプ
フォーマルな場面では、上下がつながったワンピースタイプが基本。セットアップなら上下は共布でなければなりません。上下バラバラのものを着るのはNGです。
結婚式の服装マナーの詳細はこちら。
着痩せドレスのポイント
30代のぽっちゃり女性なら、マナーや落ち着きを守りつつも、スッキリ着痩せして見えるドレスを選びたいところ。出産や子育てなど、身体や環境の変化が多い30代女性。それでも結婚式のお呼ばれではキレイにドレスを着たい気持ちは同じ!着痩せポイントをチェックして、自信を持ってドレスを着こなして下さい。
◆締まって見えるカラー
スッキリ見せてくれるのは濃いカラー。ネイビーやブラックは定番で、30代らしい落ち着きもあります。重たく見えない様に、レースや透け感を意識して選びましょう。また、華やかなカラーや素材の小物を合わせましょう。カラードレスを着たい場合は、ボルドーやダークグリーンなど深みのあるカラーを選ぶと◎。
◆手首、足首を見せる
身体の細い部分「手首」「足首」が見えるデザインは、重たく見えずスッキリした印象に。五分袖〜七分袖やミモレ丈ドレス、ロング丈なら足元に透け感があるドレスを選ぶと◎。30代らしい露出を抑えた上品さも保てます。
◆メリハリのあるデザイン
30代ぽっちゃりさんは全体をゆったりカバーするドレスよりも、思い切ってメリハリが出るドレスの方がスッキリ見えて若見えもします。ウエストラインがキレイなドレスや、首元が詰まりすぎないドレス、プリーツスカートのドレスも◎。
◆身体に合ったサイズを選ぶ
少しでも細く見えたいからと言って、無理なサイズを着るのはNG。ドレスに不要な横シワが入ったり、デザインが歪んで見えたりと、ドレスがキレイに見えずむしろ太って見えてしまいます…!着ていて窮屈だと汗もかきやすく、お食事も苦しいです。
しっかり自分の身体に合ったサイズを選ぶ事が大切です。ドレスの実寸と身体の実寸に3cmほど余裕があると◎。
【友人の結婚式】30代向き大きいサイズドレス
友人の結婚式にお呼ばれされたら、30代なら「華やかさ」と「落ち着き」が両立するような「上品」なドレスを選びましょう。せっかくのお祝いなので、カラードレスを選ぶのも◎。原色よりも品のあるグレイッシュカラーがトレンド。深みのある濃いカラーなら、ぽっちゃりさんが嬉しい着痩せ効果も。
受付やスピーチを頼まれている方は、新郎新婦や親族の代表として、きちんと見えるように意識しましょう。30代なら「受付をする時だけジャケットを羽織る」などアレンジもおすすめです。
【親族の結婚式】30代向き大きいサイズドレス
30代の親族なら、主役の新婦を引き立てるような控えめな装いをしましょう。また、お迎えするゲストよりも派手にならないように。特に、義理の親族の結婚式なら悪目立ちしないドレスが無難…!親族の和装「黒留袖」に馴染むネイビー・ブラック・グレーのベーシックカラードレスがおすすめです。
親族のドレスのマナーの詳細はこちら。
【結婚式 親族の服装】叔母/母親/姉妹/従姉妹/祖母のドレスはどう選ぶ?
【会社関係の結婚式】30代向き大きいサイズドレス
会社関係の席は上座がほとんど。お勤め先や結婚式の雰囲気、同席するメンバーにもよりますが、30代なら上品できちんと見えるドレスなら間違いありません。ジャケットコーデもおすすめです。一番前の席なので、ベージュやライトグレーなど明るいカラージャケットが華やかにも見えておすすめ。
親族や他のゲストから後ろ姿も良く見えます。30代ならヘアセットにもきちんと気を配りましょう。
【体型カバー】30代ぽっちゃりさん向けドレス
体型カバーと華やかさの両立が叶う、ドレス選びのポイントとおすすめドレスをご紹介します。
◆二の腕カバー
せっかく腕をカバーしようと思って袖ありドレスを選んだのに…二の腕がパツパツに…。そんな方は、ふんわりカバーできるフレアスリーブやバルーン袖のドレスがおすすめです。
レース袖の透け感が気になる方は、「ショール」があると安心。サラッと羽織るだけで二の腕が上手にカバーされます。ショールを選ぶ時のポイントは、軽い生地のパーティー用のショールにすること!
◆お腹周りカバー
ハイウエスト切り替えの上にフワッとオーバーブラウスがかかるデザインは、お腹周りがかなりスッキリ見えて人気です。
敢えてウエストマークされたドレスを選ぶのも、思った以上にスッキリ見えします。
ストンとしたシルエットのサックドレスは、ウエストラインが目立たないデザイン。上品で落ち着いたシルエットは30代向きです。
◆バストカバー
バストカバーは普通のお洋服ではドロップショルダーが良いのですが、ドレスではカジュアル過ぎます。そんな時は、ラグランスリーブのドレスやオーバーブラウス風のドレスがバスト回りが目立ちづらくおすすめです。
◆腰回りカバー
お尻や腰回りが気になる方には、丸みのあるデザインが特徴のコクーンスカートのドレスがおすすめ。ヒップをふんわり自然にカバーしながらも、スカートの裾はすぼまっているのでスッキリ見えします。
ハリのある生地のドレスもヒップのラインを拾わず上手にカバーしてくれます。プリーツスカートは腰回りが広がって見えるのでNG。
◆脚カバー
ロングスカートのドレスを選ぶと◎。ゲストならくるぶし丈までのドレスにするのがマナーです。スッキリ見せたい方や小柄な方は、ふくらはぎの下〜足首が見える丈がおすすめ。足の細い部分が強調されて細見えします。骨格ストレートさんのぽっちゃりさんは、脚がキレイな方が多いので、思い切ってミモレ丈を着るのも良いですよ!
30代ぽっちゃり×低身長ドレス
148cmでも着られるドレスをピックアップ!
30代の低身長ぽっちゃりさんは、まずは丈が長すぎないミモレ丈~ミディ丈を選ぶとバランスよく見えます。また、ハイウエスト切り替えやウエストマークがあるドレスは、すっきり脚長効果もあるのでおすすめです。小柄な30代女性は、子供っぽく見えない様に落ち着いたカラーを選ぶのも◎。
【夏の結婚式】涼しく着られるぽっちゃりさん向けドレス
暑い夏の結婚式にお呼ばれされたら…ぽっちゃりさんなら特に「少しでも涼しく快適」なドレスを着たいですよね。また、気になる「汗染み対策」や「冷房対策」。大切なポイントを解説しますので、上手にドレスを選んで夏の結婚式も楽しんで下さいね。
◆暑さ/汗対策
ぽっちゃりさんが夏に気になる暑さや汗。通気性が良く涼しく着られて、汗が目立たない生地のドレスを選びましょう。具体的には「レース」「オーガンジー」「チュール」など目が荒い生地です。汗が目立たないのでカラードレスでも挑戦しやすいです。
「ジョーゼット」や「シフォン」のドレスは夏に着てもサラリと着られて涼しいですが、汗染みが目立ちやすい生地。出来るだけネイビーやブラック等の濃いカラーを選びましょう。
◆冷房対策
袖ありドレスを着るのもおすすめですが、袖ありドレスにもショールを準備しておくと便利です。寒い時は肩から掛けて、必要ない時は畳んで仕舞えます。
ぽっちゃりさんには二の腕カバーにもなるので、人気アイテムです。
◆会場で着替えるのがおすすめ
暑い夏の結婚式は移動だけでも大変…!なので会場にゲスト用の更衣室が用意されていることも多く、会場で着替えるのもおすすめ。
まずは更衣室があるか、新郎新婦に確認しておきましょう。
会場には早めに到着して、しっかり汗が引いてから着替えると良いでしょう。着替えがしやすいように、前開きや背中ファスナーの洋服がおすすめ。ヘアセット崩れてを防げます。30代なら移動も上品な装いを意識すると◎。
着てきた服はクロークに預けられます。
◆夏の結婚式便利アイテム
暑くない「冷感ストッキング」
汗染みを防げる「速乾インナー」
透けないドレスなら「汗脇パッド」
30代向け夏の結婚式ドレス詳細記事はこちら。
【冬の結婚式】ぽっちゃりさんの冷え対策ドレス
体の変化や妊娠出産がある30代では、体の冷えが気になるぽっちゃりさんも多数いらっしゃいます。どうしても普段着の様に厚着ができないお呼ばれドレス、冬の結婚式を少しでも快適に楽しめるような「寒さ/冷え対策」をご紹介します。
◆袖ありドレス×ロング丈
五分袖以上の袖ありロング丈のドレスは、暖かそうに見えて冬らしい季節感が出ておすすめです。30代の上品さを保ちつつ、ぽっちゃりさんの体型カバーにも◎。
◆パンツドレス
何と言っても冬の寒さにおすすめなのはパンツドレス。足元が温かく、パンツの下にレギンスなど仕込めます。
◆ストッキングを二枚重ねる
特に足元の冷えが気になる30代。でもタイツは結婚式お呼ばれにはNGなので、そんな時はベージュのストッキングを2枚重ねて履いてみてください。
◆羽織があると安心
袖があるドレスにもパーティー用のショールを一枚持っておくと、肌寒い時などサッと羽織れて便利です。しっかり寒さ対策をしたい場合は、ジャケットを羽織るのがおすすめ。きちんと感のあるジャケットは30代にもおすすめのアイテムです。
◆対策し過ぎない
花嫁のドレスはノースリーブが多いので結婚式の会場は空調がかなりしっかりしています。貼るカイロなど調節しにくいアイテムで対策するのはぽっちゃりさんにはおすすめしません。冬の式場には膝掛けが用意してある場合もありますし、寒さ対策は軽めに準備して、後は会場で調節しましょう。
冬の結婚式ドレス詳細記事はこちら。
着痩せコーデ術
トレンドのペールカラーやベージュ系などの膨張色ドレスを選んだら、ぽっちゃりさんは着痩せコーデを意識してみて!
小物で締まった印象に見せられれば、メリハリも出でスタイル良く見えます。
◆ブラックの小物
カラードレスの膨張が気になる時は、ブラックのバッグとパンプスを合わせるだけで、全体的にシャープな印象に。30代らしい大人シックな着こなしは、ぽっちゃりさんにもおすすめのコーデです。小物のカラーを揃えるとフォーマルな印象になります。
◆ヒールパンプス
パンプスのヒール高はスタイルアップにはかかせません。ドレスも本人も一番スタイル良くキレイに見えるのは7~8㎝ヒール。
普段高いヒールを履き慣れない方には辛いのも事実…。そんな時はせめて5㎝ヒールを選ぶようにしましょう。
ヒールのパンプスに慣れていない方は、歩きやすい靴で移動して会場でパンプスに履き替えるという手もあります。3時間程度の結婚式の最中は着席が多いので、高いヒールで頑張ってみて下さい♪
◆ミドルネックレス
短い首が気になるぽっちゃりさんは、ネックレスの長さを調節してみて下さい。鎖骨にかかるくらいの長さが一番フォーマルに見えますが、それより少し長めの45㎝〜50cmくらいのネックレスを付けると首元がスッキリして見えます。ネックラインが詰まったデザインのドレスにもおすすめです。
結婚式の小物マナーとコーデの詳細記事はこちら。
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